社会貢献委員会では、本年度も昨年度に引き続き、鳥取方式による 幼稚園・保育園の園庭の緑地化事業、 『芝生化プロジェクト』に取り組みました。 昨年は手探りの状態で始めたこの事業も、一年が経過した各施設からは、 芝生の状況が順調かつ様々な成果を挙げており、好評を頂いております。 本年度は新たに、木更津市立わかば保育園、富津市私立富津保育園、君津中央病院さくらんぼ保育園の3園で実施することになりました。 いずれも園庭が土のために砂塵被害に悩まされ、特に市内中心部にあるわかば保育園では、 周囲の住宅地に配慮して毎日何度となく水撒きを行っていたようです。 3か月後には緑のじゅうたんの園庭で、3園の園児たちが楽しく遊びまわっている情景を思い浮かべながら事業に取り組みました。 君津中央病院さくらんぼ保育園 敷地500m2 ポット苗2,400ポット 君津中央病院の職員用に設置されている「さくらんぼ保育園」は、今年5月に園舎の増築と園舎周りの整備が終わったばかりです。 しかし、高台にあることから、風の強い日には周りの病院施設まで砂が飛んでしまい困っていたそうです。 今回の園庭の全面芝生化にあたり心配されることは、植込み後の管理の問題です。 保育園の保育士さんの人数に余裕がなく、水撒きや芝刈りをどの程度行えるかが不安でしたが、 後は病院全体を管理している管財課の方々にご協力を頂くしかありません。 ◆ ポット苗の搬入などの事前準備◆ 6月23日(木)午前中にポット苗が配送される予定で準備していたにもかかわらず、 配送業者の手違いにより夕方配送へ変更になってしまいました。 そこで急遽荷受先の配送センターへ苗を引き取りに行き、各保育園に配ることとなりました。 今年度発注したポット苗は9200ポット。1シート25ポット入り368シートになり、段ボール箱62箱もあります。 これらをトラックに積み込み各保育園に運び、更には箱から苗を取り出し水遣りまで行う作業はかなりの重労働であり、 少人数で行うには大変厳しいものでした。 それでもどうにかこの作業を終え、あとは植込みまでの間の水遣りをお願いして事前準備は完了しました。 ◆ポット苗植えこみ当日 平成23年6月25日(土)午後2時00分〜◆ この日3ケ所目のさくらんぼ保育園でしたが、午後からは曇り空となり気温も少し下がったため、疲れの見えてきた体にはありがたく感じました。 君津中央病院で働く従業員の皆さんとその子供たち、及び保育園の関係者の方々にも参加していただき、2,400ポットの芝苗を40分程で無事に植え終えました。 子供たちはまだまだ小さく、保護者の方々に抱かれながらの作業でしたが、この子供たちが芝生の上でごろごろしている姿を思うと何だか楽しくなってきます。 管理の課題はいくつか指摘されていますが、数日後様子を見に行ったところ、管財課の唐鎌さんが一生懸命水を撒いてくれており安心しました。 委員会としても、しばらくは交代で現地に通い、協力しながら管理状況を見守っていく必要があると思います。 最後に、三か所全てにご協力頂きました大沢会長はじめ執行部の皆様、青年部会の皆様、委員会のスタッフの方々、本当にお疲れさまでした。 (レポート 社会貢献委員長 宮崎洋史)
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