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木更津法人会 芝生化プロジェクト

私立長浦保育園 敷地 1,150u  4,600ポット

旧国道16号から少し高台に上がった木立に囲まれて、長浦保育園はある。園庭は一面砂で水捌けはいいが表面は固く締まり、この地域特有の海からの風が砂埃を舞あげるようである。最初の打ち合わせで伺った2月14日もまさしくそのような状況であった。片倉理事長とお話を進める上で、ご理解をいただき隣接する白ゆり保育園と合わせて芝生化が決定された。
園庭は鼓笛隊の練習や各種運動が盛んで、グランドの使用頻度も高いようであるが園児数が  150名前後なので問題は無さそうである。
 植込み前日の6月7日、日通のアロー便でティフトン芝が滋賀県から届いた。鳥取大学の中野教授が丹精込めて育てていただいた苗にたっぷりと水をやり、空梅雨だったグランドにも十分に水を撒いておいていただくようお願いする。
 6月8日、午前中久津間保育園で植込みを終えた石綿会長始め執行部の方々、青年部会、社会貢献委員会メンバーに、午後から袖ケ浦地区役員の方々、袖ケ浦の各金融機関の有志の方々の応援が加わり、総勢約50名の植込み部隊が整った。
 委員会メンバーと青年部会で先行してライン引きと鍬でのポット苗用の穴あけが約4,000箇所、かなり水を撒いたにもかかわらず地面が固く作業には時間を要した。熱中症対策のため休憩を入れながら12時半から13時半までの1時間で事前準備ができ、いよいよ植込み開始。園児たちは午睡時間のため一緒に植え込むことは叶わなかったが、片倉理事長はじめ保育園職員の協力もいただき、14時半には植込みが終了した。
肥料を撒き、大量に散水して終了となったが、地面が硬いのと消石灰によるアルカリ性になってしまった土質が心配である。通常より短い間隔での施肥と水撒きが欠かせないようである。雨が降れば外遊びができず自然の養生期間となるので、本格的な梅雨到来を期待したい。
 今年度の「芝生化プロジェクト」の特筆すべきこととして、地元金融機関の方々が植え込みに参加していただいたことが挙げられる。大変ありがたいことであり、多くの方々の理解と協力で本事業が行われていることが改めて認識された。






2/14 植込み前風景 6/8 植込み当日
6/18 植込み10日後 6/27 植込み20日後
7/3 植込み25日後 8/24 植込み77日後