平成22年度から始まった木更津法人会の『芝生化プロジェクト』は、本年度でいいよ3年目を迎え、技術協力をした昨年の袖ケ浦市立中川幼稚園を含め、10か所での実績を残すこととなりました。 袖ケ浦市立今井幼稚園 敷地 1,270u 苗5,075ポット 法人会の『芝生化プロジェクト』の広がりを受けて、袖ケ浦市では、昨年、市立中川幼稚園の芝生化を試験的に実施しました。 法人会も施行技術と労務面での協力を行い、協働事業として成功しました。秋には見事な芝生の上で、裸足の運動会が開催され、好評を博しました。 しかしながら、今年は予算上の都合から袖ケ浦市の芝生化事業は暗礁に乗り上げようとしていました。そのような中で、せっかく始めた良い事業なので何とか継続したい、 木更津法人会が苗の購入のサポートをしていただければ予算化も可能ではないかとの相談をいただきました。 社会貢献委員会では他地区の幼稚園との交渉も進めておりましたので、この相談には少々困惑いたしました。 執行部との相談も数多くこなす中で、袖ケ浦地区の方々が全面的にバックアップするので是非今井幼稚園で「芝生化プロジェクト」を実施して欲しいとの要請を受け、 昨年よりも一歩踏み込んだかたちで(法人会の事業費を使用する)協働事業として実施することにしました。 今年の芝生化プロジェクトは、今井幼稚園側の都合で6月8日・金曜日の実施となり、当初予定の9日・土曜日との2日開催のため、 サポート人員の確保が心配されました。 そのような心配を他所に、好天にも恵まれたことから、朝10:00の集合には、委員会メンバーはもとより、袖ケ浦市の教育委員会の方々、そして勝畑袖ケ浦地区長を始めとする袖ケ浦地区役員の皆さま、 青年部会の精鋭と、数多くの協力隊が揃い、1,200uの園庭では、事前準備が着々と進んでいきました。 そして午後からの植え込みには、袖ケ浦市から出口市長、川島教育長も参加いただき、法人会関係者30名、鈴木園長先生はじめ幼稚園職員の皆様、そして園児と保護者約120名の協力をえて、 一大イベントとしての植え込み作業となりました。開会のセレモニーでは出口市長、大沢会長からの挨拶後、作業の手順を説明、その後一斉に植え込みを開始しました。園児親子はポット苗のシートを運び、 慣れない手つきではありましたが苗をひとつひとつ丁寧に、掘り上げた穴に植えていきました。保護者の方々からは、「送迎の際に芝生の成長を見るのと、秋の運動会が楽しみになりました」とのお声や、 「こんなポット苗の芝で、本当に緑のじゅうたんになるのかね〜」と不安がる声も聞かれました。無理もありません。我々社会貢献委員会のメンバーでさえ、最初は半信半疑だったのですから・・。 大丈夫です!2カ月で間違いなく緑のじゅうたんの出現です! 当日は快晴のもと、心地よい汗をかいた一日であったと思います。報道機関も、読売新聞・千葉日報・新千葉新聞・房総時事新聞の取材があり翌日の記事として掲載され、良いPRになったと思います。 今後の管理は袖ケ浦市教育委員会と今井幼稚園が中心となり進めていただく予定ですが、社会貢献委員会としても暖かく見守って行きたいと考えております。 (レポート 社会貢献委員長 宮崎洋史)
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