長引く景気低迷の中、企業に支えられてきたアマチュアスポーツは大きな岐路に立っています。多くのスポーツの企業チームが休廃部を余儀なくされ、選手達は行き場を失っています。これは社会人野球においても例外ではなく、かつては240チームもあった会社チームが今は90チームを切るまでに減少しています。
こうした中、今後のアマチュアスポーツの一つのあり方として、企業が単独で所有するチームから、地域が一体となって支え、地域活性化に資する「広域チーム」への転換が求められています。かずさ地域における全国レベルの社会人野球チームであった新日鉄君津野球部は、本年度より、地域に根差し、地域に支えられる「かずさ市民球団マジック」として生まれ変わりました。新日鉄君津時代から、ダイエー・松中、阪神・下柳、西武・森といったトップ選手を輩出してきたチームは、引き続きプロ志望の選手の集まる強豪チームとして、更に地域スポーツの振興に貢献していくことになります。
かずさ市民応援団は、このかずさ市民球団マジックの活動支援を中心として、地域におけるスポーツの振興・普及に貢献すべく、少年野球教室の開催や君津地区少年野球選抜大会の主催等、様々な活動を展開しております。また、新日鉄様のご協力で、社員スポーツクラブ等の施設を会員の皆様へも開放し、市民の健康増進にも寄与しております。
社会人野球への新たな提案として発足した、かずさ市民球団マジックを、地域一体となって応援することを通じて、「夢と感動」を分かち合い、地域の皆様と共に野球のメッカ「かずさ」を全国に発信いたしたく、是非ともご支援をお願い致します。
|