東日本大震災復興支援・「櫻井よしこ氏」チャリティ講演会 | |
ジャーナリスト 桜井よしこ 氏 | |
日 時 | 平成23年9月10日(土) 14:00〜 |
会 場 | 君津市民文化ホール 大ホール |
テーマ | 変革を迫られる日本 |
観客動員数 | 1109名 |
「東日本大震災復興支援「櫻井よしこ氏」チャリティ講演会」報告」 9月10日、本年度の社会貢献事業のひとつである「桜井よしこ氏」によるチャリテイ講演会が君津文化ホールで開催されました。 この講演会を私たちは2月中旬より計画し準備を進めてきました。 3月11日に東日本を襲った大震災により開催を見直すべきとの意見もありましたが 『影響のない地域の方々まですべての行事を自粛するのは2次災害のようなものです。』という東北の方々の声に後押しされ、 この事業を「東日本大震災復興事業」と位置つけることで開催することといたしました。 どのような形での支援が出来るのか色々検討した結果、 チッケト代の一部を赤十字に寄贈、そして、当日、福島の物産品を販売することにより、 少しでも私たちの気持ちを被災された方々に届けることが出来るのではないかと思いました。 そして9月10日をむかえ、1100名を超える大勢の皆様にご来場頂き主催者としては感謝の気持ちで一杯になりました。 そして、講演会、まず、玉井女性部会長の挨拶に始まり、桜井よしこ氏の登壇となりました。 桜井氏の講演は9月2日に組閣された野田内閣の話に始まり、日本の歴史に触れ、 原発の悲惨な状況下にも誇るべき日本の技術はあり、最後に日本人の死生観を話され、講演は終りました。 講演の中で、特に心に残ったのは、あの大震災の折、世界の人々が称賛したのは日本人の礼節を守る心であり、 困難の中でも他人を思いやる姿であり、逆境の中でより強く団結し、その力を発揮する日本人の資質、これが、桜井氏の言われる日本の文化であり、 原点ではないかと云うことでした。 以前に読んだ本の中に、まだ日本の林業が盛んだった頃、子孫が暮らしに困らないよう植林し、山を守ってきたと云う話を読みました。 木を植え、それが売れるまでに何十年もかかるでしょう。己の為でもなく、子の為でもなく、 その先の孫の為に、今、出来る事を懸命にやる、その心が今日の日本を築いたのだと想います。 “日本に生まれて良かった”これからの人々がそう思える日本を残していきたい、桜井氏の講演を聞いてそんな思いを強くしました。 そして、最後に桜井氏にお会いした時の印象を書き添えておきます。桜井氏は想像したとおり素敵な方でした。そして想像以上に気さくで親しみやすい方でした。 本当に、素晴しい講演ありがとうございました。 なお、当日のチャチティ金 319,534円を9月15日玉井部会長、 榎本・神子副部会長が日本赤十字社へ東日本大震災の義援金として寄託しましたことをご報告申し上げます。 |
(女性部会副部会長 榎本純子) |