第4回 公開講座(研修委員会)
 落語家

林家木久扇 木久蔵 
師匠
 

日 時 平成21年11月12日(水)18:00〜20:00
会 場 君津市民文化ホール
講座名 落語を聞く夕べ「林家木久扇 木久蔵 親子会」

研修委員会の「楽しいひと時をお過ごしいただき、活気ある明日をお迎えいただこう」という熱き思いから、秋の公開講座は昨年に引続き、 「税を考える週間」のメイン事業として『落語会』を開催することにしました。
一人でも多くの市民の方にお越しいただくために、会場をより大きな君津市民文化ホールに、 そして開催時間を平日ではありますが夕方6時からに変更して臨むこととしました。

有料イベントで一番不安なことはチケットの販売であります(事業成立の為の収入源確保が第一条件)。 今回も、役員を始め多く会員の方々に、チケットの販売並びにご購入に協力を頂きました。 特に、各支部長の皆様には、多大なご協力をいただき感謝の気持ちでいっぱいであります。
お陰様で、会員用販売予定枚数を大きく超えることが出来ました。

心配事は当日もあるものです。チケットはとりあえず販売できましたが、ではどれだけ多くの方々が会場に 足を運んでいただけるのかどうか、またご入場いただく際に混乱なく対応できるのかどうかなど、それはそれは不安がいっぱいでありました。 全席自由席の販売でしたので、早くからの順番待ちの列が予想されましたので、 委員会では300枚の整理券を午後3時から配布させていただきました。 しかしそれも30分足らずで無くなってしまい、5時の開場直前には長い行列ができました。

開場後は我々の心配を余所に大きな混乱も無く、受付で『税って何だ』というゲゲゲの鬼太郎の漫画本をお渡ししながら場内へご誘導、
開演30分前には1階席はほぼ満席、その後は2階席、3階席への誘導となり、ステージから見ればさすがの賑わいで、一安心致しました。

入口正面の「木久蔵ラーメン」、「人形焼き」の販売コーナーは、木久扇・木久蔵両師匠が直接店頭に立たれ、入場者が殺到するなかで見事な対面販売が始まりました。 常に笑みを絶やさず、握手、記念撮影、サインなどにも快く応じ、あれよあれよという間に山のように積み上げられたお土産が完売となりました。 皆さん「ラーメン」食べてみましたか?

「落語会」は石綿法人会副会長の主催者挨拶の後、前座の二つ目・ひろ木さんの落語でスタートしました。 お話の後半からは、津軽三味線ならぬ「すがる三味線」の弾き語りでホールは爆笑の渦となります。 そしてせがれの木久蔵師匠にバトンタッチ。師匠はこの君津地域での話題をまくらに、古典落語の「時そば」へと。 その話術に魅了され、笑いが絶えませんでした。そして最後は大御所・木久扇師匠の登場。おなじみの「笑点」の裏話や政権交代なった世相をぶった切り、 本格的な落語はとうとう出ず仕舞でしたが、なぜかうなずきと笑いの連続、感服するまでの高座でした。

今回、木久扇師匠は息子の木久蔵さん、社長兼マネージャーの娘さん、そしてお弟子さんと4名でお越しいただきましたが、 その4名のチームワークの良さ、また入場者のみならず私達主催者への様々な気遣いや配慮に、目を見張るものがありました。 「親子会」として開催いたしましたが、「家族の絆」の大切さを学び、またその立ち居振る舞いにさすが一流との感があり、勉強させていただきました。 本公開講座を開催するにあたり、事前の準備から当日の進行まで、様々な面でご指導並びにご協力を頂きました会員各位、 大同生命社員の皆様、事務局諸兄に感謝申し上げ報告といたします。

                              (研修委員長  石塚貴雄)