税を考える週間メイン事業 第15回講座
女性部会設立40周年記念事業「ゴルゴ松本講演会」
講師
ゴルゴ松本氏
 

日 時 平成29年9月14日(木)17:00〜18:50
会 場 君津市民文化ホール大ホール
テーマ 「命」の授業
参加人数 918名

 
 
 税を考える週間事業・女性部会設立40 周年記念事業として今年度は、「命」という文字を身体で表現して、一世を風靡した TIM のゴルゴ松本氏の講演会を開催致しました。今回の講演会は、高校生以下の子供達にもぜひ聴いてほしいと無料招待枠をとり、QR コードによる募集者を募りましたが、募集開始が夏休み中でもあり、また時間帯などの問題もあり、なかなか申込みがありませんでしたが、今年も暁星国際学園のご協力で、生徒 60 名と引率の先生 13 名に参加頂き、高校生以下も 105 名の参加がありました。また、おかげさまで有料チケットも 1000 枚完売できました。
ゴルゴ松本氏は、漢字博士の別名を持ち、漢字のとらえ方や独自の感性で、日本語とは、「あい(愛)」で始まり「わん(和ん)」で終わる。五十音のあいうえおの事で、「こじつけ」だよと言いながら、「とらえ方ですよ」と熱くお話しをして下さいました。漢字は 3400 年前から使用されている一目で解る記号であり、一字一字に意味があり、現在も使用されているものです。産まれてきた赤ちゃんが「おぎゃー」という初声でコミュニケーションをとり始め、親や周りの人の物真似をします。ここが大切!物事は物真似から始まるのだとお話をしてくれました。舞台から観客席に降り、聴衆者参加型の講演をしてくださり、観客にマイクを向け、何人もの方が物真似で答えて下さり、とても盛り上がりました。
 また、「為せば成る」人間はその気になれば何でも出来ない事はない。上杉鷹山先生の言葉だと話し、職人が修行を積んでゆくとは、親方の「教え」を受け継いでゆく事。目で見て、音で聴く事。真似から始めるものなのだと。経験をするという事は未来へ繋げる事なのだと、高校生以下の子供達に呼びかけてくれました。場内は、小学生から 88 歳の方まで年齢差が 80 才もありましたが、小・中・高生も一般の皆さんも本当に聴き入っておりました。予定より 15 分以上も延長し、110 分間もお話しをして下さり、一生懸命の「命」、命とは自分の命だけど自分だけのものではない。人の為でもあり人の為に継続するのだと。使命・運命・宿命。命は大切だよねと言いながら最後に「命」のポーズをとって下さいました。素晴らしいエンターティナーで、素晴らしい講演会で、5 年越しの思いのゴルゴ松本氏の講演会は、大成功であったと思います。
 同時開催の東北復興支援物産販売も今年で 7 回目を迎えました。2011年3月11日のあの惨劇は今でも忘れられません。私達に出来る支援は、被災地を活性化させる事であり、元気になってもらう事と信じて、被災地のお店から直接仕入れての販売です。今では、この物産品を買う事を楽しみにして下さる方も多く、今年も完売することが出来ました。私達女性部会は、今年 40 周年の節目を迎え、今後も継続活動・支援をしてゆこうと心新たに絆を深めております。皆様のご協力に深く感謝申し上げます。
(女性部会長 武田 富士子)
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